作業台の大きさは効率に比例
普段パソコンを使用するときにどんな環境で使用しているだろうか。
デスクトップパソコンを使用している人は大きな画面でストレスなく作業できると思うが、自分はデスクトップパソコンを持っていないため、ノートパソコンで作業している。
ノートパソコンは持ち運べる便利さと引き換えに画面の大きさが小さく、どうしても作業効率が落ちる。以前の職場では液晶パネルのサブディスプレイモニタを接続することでストレスなく、広い画面で作業ができていたのだが、職場が変わってデスクが半分程度の大きさになり、大きなサブディスプレイを置くスペースが全くなくなってしまった。
サブディスプレイは家に置き、職場でのパソコン使用時はノートパソコンの小さな画面のみで行うことになり、不便さを感じていた。
そこで今回、iPad Proをサブディスプレイとして使用できるDuet Displayというアプリを試しに使用してみた。
元appleのエンジニアが開発しただけのことはあり、iPadとの互換性は抜群との評価。
私のノートパソコンはWindowsなのでその辺どうなの?と思いながら1200円出してアプリを購入してみた。
結論から言うと、液晶ディスプレイなどのサブディスプレイモニタに比べると気持ちクオリティは下がるが、代替品としては十二分に満足できる使用感であった。
比較して気になったところは
画面が小さい
これはもちろんどうしようもないが、iPadのインチ数は10程度なので、20-30インチ程度あるサブディスプレイモニタと比較すると作業台の広さ自体が小さい。
もちろんほとんどの場合はデメリットであるが、今回のように、サブディスプレイを置くスペースが小さい場合は一転メリットとなる。新幹線などでも2画面で作業ができる。
スペースがある場合には絶対に大きなディスプレイを置いた方がいいので、状況に応じて考えたい。
ラグがある
Duet DisplayはLightningケーブルでPCと接続するため、比較的ラグが小さいとされているが、それでもやはり本家のサブディスプレイと比較するとラグを認める。
ストレスに感じるほどのラグではないので使用する分には全く困らないが、やはりサブディスプレイとしては代替品といったところであろう。
画質が悪い
画質は設定ができるが、使用感を考えるとPC画面と比較してやや粗い画質で使用することになるだろう。作業する分には全然OKであるが、やっぱり液晶ディスプレイと比較してしまうとやや気になる。
まとめ
もちろんパソコンに直接つなぐ大きな液晶ディスプレイと比較すれば完璧に同様のクオリティとはいかないが、十分に使用に耐える、良い買い物であったといえる。
家ではもちろん液晶ディスプレイを使用するが、スペースの少ない職場でのPC使用時はこれから毎日使用しようと思えるだけのクオリティであった。
また、大きな液晶ディスプレイは持ち運べないので、出張が多い人はDuet Displayを優先しても良いのかもしれない。
安かろう悪かろうの無料アプリではなく、1200円で手持ちのiPadがサブディスプレイとなるのであれば十分良い買い物なので、悩んでいる人は是非ダウンロードをお勧めしたい。Macだとさらに互換性が良いのかな~。気になるところ。
さらに年間1200円の追加課金をすればDuet Display Proなる上位版があるらしいが、1200円の落としきりでも広告表示などはもちろんなく、クリエイターなどの一部の人が必要な機能が増えるだけの様子。
多くの人は1200円落としきりの通常版Duet Displayで良いと思う。
あと、そもそも普段ノートパソコン使いで、サブディスプレイを使用していない人は是非体験してもらいたい。作業効率が全く違う。デスクには液晶ディスプレイを置いて、持ち運び用にDuet Displayなどをダウンロードするのもお勧め。
では(。・ω・)ノ゙